日帰り白内障手術

手術内容

日帰り白内障手術手術は、角膜（黒目）の上の部分を2～3mm程度切開し、超音波で濁った水晶体を破砕 ・吸引後に眼内レンズを挿入します。消毒、麻酔、手術すべての時間を合わせて15分以内（実際の手術時間は10分程度）で終了します。

手術の流れ

手術前

白内障手術を受ける患者さまは、手術の数日前より、眼の中のばい菌を殺す目薬を定期的にさして手術に備えます。

手術当日

手術当日は朝８時半から９時頃に来院いただきます。
個室に入り手術前の目薬を１０分毎に点眼し、手術予定時間の２０分前に手術前室に入り、洗眼、点滴を受けます。
手術室に入ると、まずはベッドに寝て血圧等の測定を行います。その後、眼の周囲の充分な消毒を行い、清潔な布で眼を覆ってから手術開始です。
麻酔薬の注射はせずに麻酔薬を眼球周囲に浸潤させるため、手術中痛みを感じることはほとんどありません。

手術後

お部屋で安静にしていただき、医師の回診後に帰宅します。おおよそ、午前１１時前後に帰ることができます。
手術後、食事、トイレ等は普通にできます。入浴は１日、飲酒は１週間禁止です。
手術翌朝の診察後に眼帯ははずれ、両眼で物を見ることができます。

上記は一般的な日帰り白内障手術の概要を記していますが、年齢、内科合併症、眼科合併症の有無により多少異なる場合があります。
詳しくは来院時に医師または看護婦に遠慮なく お尋ね下さい。